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第15回 日本クリニカルパス学会

 以下のごとく学術集会が行われました。

 日時:2014年11月14日(金)~15日(土)
 会場:あわら温泉(グランディア芳泉、清風荘、まつや千千、美松)

(三原会長ブログ「医師会長だより」より転載)

◆Barthal Index評価方法統一の取り組み(脳卒中)
鶴岡協立リハビリテーション病院 新田俊介 氏
Barthal Index評価方法統一の取り組み(脳卒中)  Barthal Index評価方法統一の取り組み(脳卒中) 
BI評価方法が、回復期施設(協立と湯田川)間で異なる
2病院間の評価方法の違いとBI得点差を回復期病院退院時mRS別に退院時BIを比較した(N=784)
全体に協立が9-13点程高い
評価基準をそろえる必要がある
対策として以下を実施した
・評価者、評価場面の再確認
・共通の評価基準の作成
・判断に迷う場面でのQ&A作成
・パス参加施設への周知と共有

◆「わたしの健康ノート」の作成、運用について(脳卒中)
鶴岡市立荘内病院 リハビリテーションセンター 渡部美穂 氏
「わたしの健康ノート」の作成、運用について(脳卒中)  「わたしの健康ノート」の作成、運用について(脳卒中)  「わたしの健康ノート」の作成、運用について(脳卒中)  「わたしの健康ノート」の作成、運用について(脳卒中) 
患者・家族との情報共有、教育、再発予防への意識向上などを目的に「わたしの健康ノート」を作成し、運用を開始した、
「わたしの健康ノート」の内容
 患者用パス、
 血圧チェックシート、
 自己チェックシート(かかりつけ医に持参)、
 再発予防などのパンフレット、
 BI:評価基準のQ&A
現在、79冊配布(1週間に10冊程度配布している)、、
課題:病棟看護師への勉強会、健康ノートの改定

◆「わたしの健康ノート 作成における事務局としての関わり」
鶴岡地区医師会地域医療連携室 遠藤貴恵氏
「わたしの健康ノート 作成における事務局としての関わり」  「わたしの健康ノート 作成における事務局としての関わり」  「わたしの健康ノート 作成における事務局としての関わり」  「わたしの健康ノート 作成における事務局としての関わり」 
鶴岡地区医師会の紹介
当地区の地域連携パスの歴史
各パスの概要
「私の健康ノート」への事務局としての関わり
今後は様式を統一した疾患横断型のツールが必要

◆シンポジウム 「患者さんから見た地域連携パス」サマリー
三原美雪氏
シンポジウム 「患者さんから見た地域連携パス」サマリー  シンポジウム 「患者さんから見た地域連携パス」サマリー 
鶴岡地区医師会の紹介
当地区の地域連携パスの歴史
各パスの概要
「私の健康ノート」への事務局としての関わり
今後は様式を統一した疾患横断型のツールが必要

◆疾病管理を目指した脳卒中地域連携パスのデータ分析
鶴岡市立荘内病院 神経内科 丸谷 宏氏
疾病管理を目指した脳卒中地域連携パスのデータ分析  疾病管理を目指した脳卒中地域連携パスのデータ分析  疾病管理を目指した脳卒中地域連携パスのデータ分析  疾病管理を目指した脳卒中地域連携パスのデータ分析 
当地区の脳卒中地域連携パスの運用状況概要
目的と指標:血圧を中心とした疾病管理 と ADL評価に基づく地域リハビリテーション
再発患者分析で、パス運用群で再発期間、再発率の短縮がみられた(非運用群との比較)
脳卒中危険因子として心房細動が有意に高かった
バリアンス評価と課題
 最終ゴール:脳卒中になっても地域で安心して社会生活を送れる
 アウトカム:再発予防とADL維持
 評価項目:血圧管理、BI評価
 バリアンス設定:血圧140/90mmHg以上、 BI 10点以上の低下
今後は、多職種との連携、患者自身による生活習慣の是正が必要
その目的のために「私の健康ノート(患者用パス)」を作成、運用を開始した
今後はひとつのパスで複数の疾患に対応できるようにしたい