平成28年度 庄内南部地域連携パス推進協議会 学術講演会
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日 時 |
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平成28年9月13日(火) 18:45~20:20 |
場 所 |
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荘内病院 3階講堂 |
参加者 |
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医師、看護師、リハスタッフ、事務など 75名 |
内 容 |
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- 開会
- 定例報告(H28年5月~H28年7月データ) ※配布資料をもって報告
【学術講演会】
- 講演「青森市におけるアナログ的大腿骨頸部骨折地域連携の実際と今後の課題」
青森県立中央病院 整形外科部長(特定診療部門長)
伊藤 淳二 先生
- 質疑応答
- 謝辞 庄内南部地域連携パス推進協議会会長 土田 兼史 先生
- 閉会
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(三原先生ブログ「鶴岡地区医師会だより」より転載)
今回は、青森県立中央病院 整形外科 伊藤淳二 先生をお招きし、青森市における大腿骨頚部骨折地域連携パスついて講演頂きました。
失敗事例(バリアンス)を分析することで、アウトカム(到達目標)を見直し、PDCAサイクルを回すことで、治療~ケアの改善を行っているという内容は、当地区の連携パスにとっても大変参考になりました。
とくに、大腿骨骨折のおける深部静脈血栓症のリスク管理、認知症を考慮したアウトカム設定、中間アウトカム(クリニカルインディケーター)の導入などは、今後当地区でもしっかり取り組んでいく必要があるテーマだと感じました。
まとめとして、先生が挙げられた以下の点は、まさにその通りだと思います。今後とも、連携パスの適切な運用を通して、地域全体のレベルアップを目指していきたいという思いを新たにしました。
- きちんとアウトカム設定をして、バリアンス分析を行い、アウトカム管理を行わなければいけない。
- それをやらない連携パスはただの診療報酬算定のツールであり、体のいい「追い出しパス」でしかない。
- 地域連携パスのアウトカム管理をしてPDCAサイクルを回すことにより、地域全体のTotal Quality Manegement(TQM)が可能となる。
※講義メモは、ブログにアップしております。
鶴岡地区医師会だより
なお、今回は荘内病院整形外科病棟から、医師、看護師など多く皆さんに懇親会も含め参加頂き、大変有意義な会になりました。ありがとうございました。
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